- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 10分9秒
- キングコングラリアット→片エビ固め
まずはグラウンドで渡り合う両者。しかし、岩石が「来いよ!」と挑発すると近藤は強烈な張り手をかましていく。岩石も張り手で反撃。だが、近藤の強烈な連打に押し込まれてしまう。エルボで反撃しても、近藤の強烈なエルボーが飛んでくる。
さらにタックルでふっ飛ばされスリーパーでもいたぶられる岩石。しかし、アームブリーカーで反撃するとスピアーをお見舞い。さらにヘッドバットを叩き込んで流れを引き寄せる。勢いづいた岩石は近藤の腕をリングに叩きつけていためつけてから、もう一度ヘッドバットだ。
しかし、近藤もロープを使った踏みつけ攻撃で反撃するとランサルセを発射。それを岩石は首を抱えるようにして切り返し、岩石ロックだ。これを逃れた近藤はバックを奪われたところをKUBINAGEで反撃。串刺し式ラリアットからランサルセを炸裂させ、ブレーンバスターで叩きつける。
岩石も払い腰からの岩石ロックで流れを譲らない。しかし、近藤はこれを逃れると至近距離からラリアットを発射。岩石をなぎ倒すと、最後はキングコングラリアットでトドメを刺したのだった。
岩石のコメント
「振り出しに戻った。復帰前の自分、いやもっと前の自分に戻った。マイナスだけど、俺はそうは思いたくない。ここまで積み上げて来たのが俺だから、自分の過去は否定したくない。明日も征矢さんとシングルあるので、引きずらない。引きずらないっす。大田区、土方隆司、狙うものはいっぱいあるんだ」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 8分25秒
- MASAYUKI
ゴングが鳴るとお互いにルチャの動きで様子を見合う。そんな中で、アレハンドロはロープを利用したアームドラッグでアンディを投げ飛ばす。ならばとアンディはケブラドーラ・コンヒーロ。さらにメキシカンストレッチでいためつけていく。
続けてロメロスペシャルでアレハンドロを固めたアンディ。しかし、アレハンドロはこれをしのぐとコーナーで体勢を入れかえてスクールボーイ。さらにプランチャ、セントーン・アトミコ、スワンダイブ式のボディプレスを連続で放っていく。
アンディも突っ込んできたアレハンドロを蹴りでやり返すと、反撃してくるアレハンドロを回転蹴りで遮断。必殺の飛鴻を狙う。しかし、アレハンドロはロープの反動を利用したミサイルキック。ならばとアンディも逆立ち式のヘッドシザーズからローリングクレイドルだ。
しかし、アレハンドロはこれをしのぐとアンディがラ・マヒストラルに来た瞬間に切り返してエビ固め(MASAYUKI)。全体重を浴びせて押さえ込み、3カウントを奪ったのだった。
アレハンドロのコメント
「見た? 見た? この勢いで大田区、僕とまさゆきでチャンピオンになるぅぅぅ! ソイ・アレハンドロ!」
アンディのコメント
「開き直るつもりはないけど、あいつの最近のノリに合わせすぎた。でも、3月21日、次期挑戦者決定戦は俺が勝って、パンテーラにも勝ってもらって、アンディvsパンテーラでもう一度やります」
- 第三試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 14分41秒
- ランニングニーアタック→片エビ固め
地元・北海道出身の斗猛矢と河原成幸が河野と北海道トリオを結成。先発はその斗猛矢とカズだ。斗猛矢はカズをタックルでふっ飛ばし、コーナーで逆立ちを披露。カズにロープをゆすられ一度は落ちてしまうが、その手首を掴んで今度はオールドスクールだ。
続いては征矢と河野のマッチアップ。 征矢がタックルでふっ飛ばせば、河野もビッグブーツで対抗だ。そして河原登場。電飾されているリングシューズを見て、征矢とカズがいきり立つ。しかし、出てきた佐藤に対してチョップを連発。佐藤を押し込んでいく。
ならばと佐藤はビッグブーツで反撃。そして場外乱闘へ移行し、両軍とも客席で暴れまわる。河野はセコンドに就いているアレハンドロに征矢を攻撃させるなど悪のりだ。リングに戻ると河原が捕まる。佐藤にチンロックで固められ、征矢も逆エビ固めで続く。
攻められ続けていた河原だが、コーナーで反転してのボディアタックを食らわせて斗猛矢に反撃。斗猛矢はトラースキック、ダブルニーアタックで攻め込む。だが、征矢もスピアーで反撃。佐藤も斗猛矢を攻め立てる。
その佐藤は代わった河野のニーアタックをかわしてラリアット。さらにトレイン攻撃からオクラホマ・スタンピードで叩きつける。しかし、河野はニーリフトで反撃。続けて河原がニーアタック、斗猛矢がトラースキックを炸裂させる。そして河野はシャイニングウィザードだ。
これはカズと征矢がカットするが、河原が2人まとめてドロップキックで蹴散らし、斗猛矢もダブルラリアットで場外に排除。最後は河野がネックハンギングボムからランニングニーアタックで佐藤にトドメを刺した。
カズ&征矢&佐藤のコメント
カズ 大田区だけじゃねえぞ。明日、アレハンドロとシングルマッチ。あいつぶっ潰してやる!
征矢 北海道は大切ですよ? でも、3.21大田区、純粋無垢だった稲葉をもう一度取り戻すぞ。3.21、熱いプロレスを教えてやる! プロレスの教科書78ページ! それを教えてやる!
佐藤 この間の会見で順番がランブルの出場順が1番なんで、羆嵐は9番目ですけど、全員倒して1vs1で羆嵐を倒します。
河野&アレハンドロのコメント
アレハンドロ 僕もまさゆきも勝った。この調子でタッグチャンピオンだ。ソイ・アレハンドロ!
河野 僕はまさゆきだ! まあ一つ言えることは大田区の次期挑戦者決定戦のアンディー・ウーにあいつが勝った。あいつもクルーザーの次期挑戦者の資格あるんじゃない? 大田区、あいつクルーザーに出るか?
- 第四試合
- 3WAYマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 10分27秒
- ダイビングセントーン→片エビ固め
イケメンと立花で羆嵐に挑むが、2人がかりでも怪力で圧倒されてしまう。羆嵐はフィンガーロックで2人を押さえ込み、ダブルラリアットで蹴散らしていく。そしてイケメンには踏みつけ攻撃だ。しかし、イケメンはコルバタで状況を変えると、鼻に指を突っ込んでいく。さらに立花もイケメンの鼻に指を突っ込む。そして神林レフェリーまで巻き込まれて、鼻突っ込みの数珠つなぎという意味不明な展開となってしまった。
一時、3人は巻き込まれて怒る神林レフェリーを見つめていたが、気を取り直してイケメンと立花は羆嵐を襲う。羆嵐はイケメンにラ・ケブラーダを被弾。続けてイケメンは立花にスワントーボムを発射。しかし、これは自爆させられてしまう。そのイケメンを羆嵐が場外に引きずり出す。そしてリングに戻ると立花にはラリアットだ。さらに埼玉に乾杯!を放った羆嵐。
だが、続くダイビングセントーンはイケメンに足を掴まれ阻止される。その間に立ち上がった立花は雪崩式ブレーンバスターを狙う。だが、1人では羆嵐の巨体は持ち上がらない。ならばとイケメンが立花ごとパワーボムで叩きつける。そして、羆嵐、立花と順番にカバーにいくが、いずれもフォールを取れなかった。
羆嵐が場外に逃げたところで、イケメンは立花を狙う。ダブルニーアタックを放ったイケメン。しかし、立花はキックアウト。ならばと続けてイケメンスラッシュを狙う。これを避けた立花はカウンターでマンハッタンドロップだ。
そしてバックドロップとつないで、必殺のシルバーロック。だが、イケメンは強引に立ち上がるとイケメン落とし。さらにイケメンスラッシュを炸裂させる。そしてフォールへ。ところが、ここでチャンスの機会を伺っていた羆嵐がトップロープに上がり、ダイビングセントーンを投下。イケメンには避けられたが、立花を圧殺。得意げにフォールして勝利を上げたのだった。
イケメン&立花のコメント
イケメン 同じチームで組むようになってから闘ったの初めてじゃない?
立花 てめえのイケメンスラッシュ食って、そこにあいつがふっ飛んできたんだよ。
イケメン 久しぶりに闘ってどうだ?
立花 お前と闘うのは5月以来だけど、あん時に比べたらお前、めちゃくちゃ強くなったな。
イエメン もう一回言え!
立花 言わねえよ、バカ!
イケメン も一回言ってみろ、立花!
羆嵐のコメント
「3WAY? ハンディキャップだろ、バカ野郎。だいたい大田区もリザルトやることになって、3月21日まで憂鬱な日が始まるじゃねえか。今日見てわかっただろ? 1vs1でも1vs2でも1vs3でも1vs8でも9でもかかってこい! 俺を持て余してるよな、会社はよ。俺をワクワクさせないとどっか行っちまうぞ!」
- 第五試合
- シングルマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 13分4秒
- 極反り卍固め
まずはグラウンドでトンドコロに攻め込んだ稲葉。しかし、トンドコロも巻き投げで流れを変えるとドロップキック2連発。さらにヘッドシザーズで稲葉を締め上げていく。だが、脱出した稲葉はボディスラムからエルボードロップを連発。さらにエルボーで攻め込んでいく。
トンドコロの反撃も断ち切ると、ヒップトスから逆エビ固め。さらに逆片エビ固めに切りかえていく。しかし、これを逃れたトンドコロは蹴り足を取らせての延髄斬りで反撃。ドロップキック、ミサイルキックと続けていく。
しかし、稲葉はスイング式DDTをブレーンバスターで切り返し、顔面ウォッシュを連発だ。トンドコロもエルボーで反撃。ワンツーエルボー、ローリングエルボーで稲葉を追い込んでいく。しかし、稲葉はショルダータックルをカウンターで決めると、ダイビングヘッドバットを投下する。そして、もう一度顔面ウォッシュだ。
さらに稲葉はロープ越しのブレーンバスターを決めようとする。これを踏ん張ったトンドコロはスイング式のDDT。さらに反撃してくる稲葉にトラースキックを2連発だ。そしてジャーマンを決めたトンドコロ。続けてドラゴンスープレックスを狙っていく。
これを逃げられるとスクールボーイ、サムソンクラッチと丸め込みを連発したトンドコロ。だが、これをしのいだ稲葉は頭突きでトンドコロの動きを遮断。ブルーサンダー、ラリアット、ライジンバスターと大技攻勢を仕掛け、最後は極反り卍固めでギブアップを奪ったノアdった。
トンドコロのコメント
「大田区、#STRONGHEARTSとの対抗戦が決まっています。Twitterとかで山村が絡んでくるけど、俺は山村は眼中にない。俺が見ているのはCIMA。#STRONGHEARTS、CIMA、絶対ぶっ潰す!」
稲葉のコメント
「21日、大田区のカード決まったので、自分の気持ちを熱くして、大谷晋二郎を超えるような試合をしたいと思います」
- 第六試合
- タッグマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 16分50秒
- スワントーンボム→片エビ固め
まずはクルーザー王座を争うパンテーラと児玉がやり合うが、パンテーラはルチャ仕込みの動きで児玉を翻弄する。続く芦野とペガソの対戦では、ペガソがローリングソバットを炸裂させるが、これで火がついた芦野は場外に連れ出して場外戦だ。
セコンドの羆嵐を含めたEnfants Terriblesの3人にいたぶられるペガソ。芦野に逆エビ固めでいためつけられ、俵返しで投げられてしまう。さらに児玉のブレーンバスターも食らったペガソ。しかし、得意のソバットを使って窮地を脱出。芦野にはショットガンドロップキックも炸裂させた。
そしてタッチを受けたパンテーラが怒涛の攻め。しかし、芦野は肩に乗っかってきたパンテーラを強引にスープレックスで投げ飛ばす。続く児玉はパンテーラとのエルボー合戦からロープ越しに延髄斬りを食らわせるとフライングフォアアームで追撃だ。
しかし、パンテーラもケブラドーラ・コンヒーロで反撃。芦野がカットに入ってくると、児玉をコルバタで投げ飛ばし、芦野にはペガソがスワンダイブ式のフライングフォアアーム。そして2人揃ってフェイントからのトペ・スイシーダを発射だ。
リングに戻るとなおも攻め込んでくる児玉をトラースキックで蹴り倒し、スワントーンボムの体勢に。しかし、これを芦野がカット。ならばと芦野と児玉はコンビネーションでパンテーラを追い詰め、続けて児玉が垂直落下式リバースDDTで叩きつける。さらにマッドスプラッシュを放った児玉。
だが、パンテーラはこれを回避すると、トラースキック。そしてスペシャルDDTを食らわせ、最後はスワントーンボムで児玉からフォールを奪ったのだった。
試合後、マイクを握ったペガソ。「北海道にW-1が帰ってきました。3月21日、大田区でビッグマッチがあります。パンテーラは児玉裕輔とクルーザーをかけて闘います。僕はタッグのベルトにハヤシさんと挑戦します。次、この北海道に帰ってくる時はパンテーラも僕もチャンピオンとして帰ってきます!」と約束して札幌大会を締めくくったのだった。
ペガソのコメント
「マイクで言った通り、ハヤシさんとタッグのベルトを獲ります。そしてチャンピオンとして北海道に帰ってきます。21日はカズ・ハヤシとペガソが第17代チャンピオンになります」
芦野&児玉のコメント
芦野 ああくそ! 相手はクルーザーだし、今日は満足のいく試合じゃなかったですね。そのうち切り替えるけど、俺自身大田区の関本戦に向けて燃えているから。
児玉 気持ち良くなってたな! 調子に乗んなよ。このタイトルマッチで気持ち良くなるのは俺だ。せいぜい今だけ気持ち良くなっとけ!
芦野 ペガソも次やる時覚えとけ!