- 第一試合
- 河内プロレス提供試合6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 9分55秒
- バズソーキック→片エビ固め
河内プロレスの提供試合、岩田芳明&ぐらんハニワ&西山星哉vsブルアーマーTAKUYA&道端剛史&怪盗セロの6人タッグマッチ。巨体で存在感を発揮したTAKUYAだったが、続くセロが岩田に捕まってしまう。
ハニワにフィストドロップを食らい、西山にはPKを被弾。劣勢を強いられる。だが、コルバタで状況を打破するとTAKUYAがハニワ、岩田、西山を1人で蹴散らしていく。岩田にはボディスアタックからリバーススプラッシュ。そして代わった道端が腕ひしぎでギブアップを迫る。
しかし、岩田もデスバレーボムで反撃。ミサイルキックを道端に炸裂させる。そして両軍共に西山とセロにタッチ。セロのクロスチョップを連続で被弾した西山だったが、トラースキックで反撃すると、最後はバズソーキックでトドメを刺した。
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 6分59秒
- 岩石ロック
W-1大阪大会ではおなじみ、B168プロレスの御堂が登場。岩石と一騎打ちだ。まずはショルダータックルで先制した御堂はチンロック、グラウンドでのコブラツイスト、さらにボディスラムで攻め立てる。
しかし、御堂のブレーンバスターを投げ返した岩石は水車落としからの岩石ロックで攻守逆転。一転してギブアップを迫る。だが、自身のヘッドバットを自爆すると、逆に御堂のヘッドバットを連続して被弾。ランニングネックブリーカー、ミサイルキック、ノーザンライトスープレックスを食らい、追い詰められてしまう。
だが、カウンターの払い腰を決めた岩石はすぐさま腕ひしぎ。さらに岩石ロックに移行。チャンスで素早く必殺技を繰り出して御堂からギブアップを奪い、勝利を飾ったのだった。
岩石のコメント
「大阪いい思い出も嫌な思い出もいろいある場所だから。今、欠場している大阪出身の彼がいないのは物足りないというか、僕は彼の復帰を待っています。年内は無理だと思うけど、長びこうが彼の復帰を待っています。そしてダイナ御堂さん、次、あなたのところに呼んでください。あなたの団体にタナカ岩石を呼んでください。もう一回やりましょう」
御堂のコメント
「ああクソ! 負けました。W-1大阪大会、毎回出させていただいてますけど、若い奴はほんまバチバチやられて気持ちいいけど、こんなおっさんも負けたくない。歳もいって髪の毛もこんなんなったけど、若い奴には負けんから。W-1また若い奴と試合させてください。次は勝ちます」
- 第三試合
- 大阪式ランバージャックタッグマッチ 時間無制限1本勝負
- 14分5秒
- 極反り卍固め
大阪式ランバージャックマッチ。リングの周りには河内プロレスの面々が控え、ムチを構えて待っている。落ちるとしばかれるという形式だ。先発は守屋と稲葉。まずはショルダータックルで先制した守屋。
そして続くカズがトンドコロを落としにかかる。なんとかこらえるトンドコロに守屋とツープラトン攻撃。守屋はストレッチプラムを決める。だが、なんとか稲葉にタッチしたトンドコロ。代わった稲葉はカズを無視して守屋に襲いかかる。
その稲葉を捕獲した守屋だったが、カズの誤爆を食らい場外に転落。ムチの餌食となってしまった。その後、カズが稲葉の猛攻を食らいローンバトルを強いられるが、トンドコロにコーナーで
コンプリートショットを食らわせて守屋にタッチ。
守屋はトンドコロにマシンガンチョップ、ステップキック、延髄斬りを連続で繰り出し、場外に落としてムチの餌食にする。続く稲葉にも低空の延髄斬りだ。そして代わったカズがハンドスプリング式レッグラリアットを発射。稲葉を場外に落としにかかる。
しかし、稲葉も粘り、両者エプロンで攻防。両者とも転落して餌食となったが、稲葉はすぐに反撃して、もう一度カズをムチの餌食にする。最後はトンドコロがクロスフェイスで守屋を抑えている間に稲葉が極反り卍固めでカズからギブアップを奪ったのだった。
カズ&守屋のコメント
カズ 稲葉どうでした?
守屋 稲葉、さらにグレードアップしてますね。W-1のエース、いや天下取れるんちゃうか? 脅威に感じました。
カズ よって、稲葉の結果はどうします?
守屋 僕は稲葉もそうですけど、天敵がいるでしょ? ゴールデンボールをなくした男、征矢学。僕はあいつをしばきたいですね。
カズ じゃあ守屋裁判官卒業ということでいいですかね?
守屋 彼は立派なエースです。卒業でいいでしょう。だが、征矢、お前は落第や。次のW-1大阪大会で潰しましょう。ワイルドじゃない征矢学をワイルドにしないとやばいですよ。
カズ 聞いたか、征矢学。守屋裁判官だ。
守屋 2人でモリカズ盛り上げましょう。
稲葉&トンドコロのコメント
稲葉 結局大阪式ってなんだったんだよ。
トンドコロ 一つ言えるのはムチが痛いっていうことですよ。
稲葉 初体験か? いい経験できたな。俺はもうこれからは卒業させていただいて、W-1いろいろありますから、もっと盛り上げられるようにがんばっていきます。
トンドコロ 今日の試合で言えることはムチは痛いっていうこと。次は5月後楽園、CIMA選手とシングル組まれているから、ここで勝って名前取り返すんで皆さん見に来てください。
- 第四試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 10分5秒
- ホワイトホース
ペガソがリープフロッグからドロップキックを決めて立花を場外に転落させると、すぐさまトペ・スイシーダ。しかし、立花もローリングソバットをかわして武者返しを決めると、コーナーでのああ〜ん?パンチ連打から腕を固めてのバックドロップ。さらに腕ひしぎ、シルバーロックへとつないでいく。
窮地に陥ったペガソだったが、なんとかロープエスケープ。立花の技を阻止して突っ込んできたところをホワイトホースでくるり。逆転の3カウントを奪い、勝利を飾った。
立花のコメント
「最後肩上げてただろ? ふざけんなよ。今日の試合は俺の勝ちってことだけど実際は。でも、あいつ、ペガソ・イルミナルと試合して、あいつが出てきたのは去年の8月か。あいつもW-1盛り上げようという気持ちでこうやって大阪でシングルやって、俺の舎弟共が喜んでたみたいだからよ。とりあえず俺の勝ちだからよ。W-1、ピンチはチャンスだよ。俺はピンチだと思ってないけど、お前らよく見とけ」
- 第五試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 15分42秒
- スモールパッケージホールド
地元・関西は兵庫県西宮市出身でFREEDOMSの神威が登場。近藤&アンディと組んで、Enfants Terriblesと6人タッグマッチで対戦する。先発はアンディと児玉と思いきや、近藤と羆嵐にスイッチ。羆嵐は近藤をショルダータックルでふっ飛ばす。
続いては神威と児玉。神威が軽快な動きを見せて児玉にドロップキックを食らわせると、アンディにタッチ。児玉はアンディに手四つでねじ伏せられ、指を踏みつけられてからドロップキックを被弾してしまう。
だが、Enfants Terriblesは場外乱闘で状況を逆転。アンディを捕まえて集中攻撃だ。羆嵐の踏みつけ攻撃、アイアンクロー、児玉のセントーン・アトミコ、羆嵐のセントーンを食らったアンディ。しかし、変形のフェイスバスターで逆転して神威にタッチ。
代わった神威は羆嵐にダイビングボディアタック。さらに芦野と羆嵐を2人まとめてドロップキックでふっ飛ばし、場外に向かってコーナーからラ・ケブラーダだ。さらに羆嵐に延髄斬り、アラビアンプレスを決めた神威。
だが、続く近藤が羆嵐に脇腹に攻撃を食らってしまい動きがストップ。近藤は続く芦野にサムソンクラッチを仕掛けるも、逆にアンクルロックに捕まってしまった。なんとか逃れた近藤はマンハッタンドロップから低空のDDTでお返しをしてアンディにタッチ。
代わったアンディは芦野にコルバタから水面蹴り。そしてコーナーに上る。だが、これを児玉が阻止。代わった児玉のフライングフォアアームを被弾し追い詰められていく。回転蹴りからバズソーキックで反撃したものの、児玉のドロップキックを食らい、再び劣勢に追いやられる。
さらにトレイン攻撃から芦野に羆嵐を落とされ、児玉からは垂直落下式のリバースDDTまで食らわされたアンディ。しかし、トドメを狙った児玉のマッドスプラッシュを剣山で迎撃。そのままスモールパッケージホールドで丸め込み、逆転の3カウントを奪ったのだった。
芦野&児玉&羆嵐のコメント
芦野 最後くるりとやられただけだから。
児玉 大阪のお客さんの声援を力にしたってか? 新潟ではそうはいかない。
芦野 新潟ではきっちり防衛してください。それはそれで楽しみですよ。児玉裕輔のシングル観られるって新潟のお客さん得するでしょう。関東からでも観に行ったほうがいいよ。俺たちは5月3日の後楽園あるから。正直、今日はやり足りねえな。稲葉もよ、組まれた試合だからしょうがねえけど、あんな身体がテロテロのプロレスラーだかわからない奴と試合してねえで、俺たちに食い込んでこい。あと土肥だな。復帰してどれだけやれるか見てやるよ。査定試合だな。
羆嵐 大丈夫か? また折れちまうぞ。両手サイボーグだよ。俺が全部受け止めてやるよ。土肥孝司の。
芦野 W-1の新しい風景は芦野祥太郎と羆嵐。あと、あいつらにできるかわからないけど稲葉大樹、土肥孝司だからな。強いプロレスを。W-1は強いんだよ。それを見せるために5月3日やるよ。
近藤&アンディのコメント
アンディ チャンピオン、たまたま勝ったと思ったやろ? 俺の持ち味はお前の技を全部引き出したところで勝つ。それが俺の持ち味やから。必ず来週ベルト獲って、平成最後のクルーザーチャンピオンになって、新しい時代を築きます。
近藤 最近の試合を観ているとわかると思うけど、逆水平チョプに磨きをかけてるよ。T-Hawk、得意なんだろ? 真っ向から来るなら、苦手な逆水平であえて勝負してやるよ。前哨戦とかないけど楽しみにしとけよ。体調は万全だ。
- 第六試合
- WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
- 16分15秒
- ランニングニーアタック→片エビ固め
※第17代王者組・河野真幸&アレハンドロが2度目の防衛に成功。
4.7春日部大会で電撃決定したタッグ選手権。パンテーラ風の顔丸出しのマスクを被って登場した征矢。まずはアレハンドロを捕まえるとマスクに手をかけるわ、チョップを打つわとやりたい放題。続くパンテーラもチョップで攻撃。
さらに征矢はマスクを脱ぐと腰目がけてダメージを与え、ボディスラムで叩きつける。パンテーラもサーフボードストレッチで攻め立て、征矢が被っていたマスクを逆に被せてアレハンドロの視界を塞いでしまう。
なんとかセカンドロープを利用したドロップキックで反撃したアレハンドロ。続く河野は征矢に串刺し式のニーアタックからバックドロップ。さらにクロスフェイスを決める。これを逃げられ、パンテーラにタッチされてしまうが、征矢との誤爆を誘い、そこにアレハンドロがトペ・コンヒーロだ。
さらにアレハンドロはスワンダイブ式のボディプレスを発射。パンテーラと技の読み合いからESO ES TODOを決めかけるが、ここは不発に終わってしまう。両軍征矢と河野にタッチをすると、征矢はサソリ固め。パンテーラもアレハンドロにメキシカンストレッチだ。
ここは逃げられたがトレイン攻撃からトラースキックとラリアットのサンドイッチ攻撃。そして征矢が河野にデスバレーボムを決める。しかし、河野は征矢のワイルドボンバーをかわすとアレハンドロがすかさずミサイルキック。そしてチョークスラムを決めた河野。
だが、征矢も河野のランニングニーを受け止めてチョップで反撃だ。そこにアレハンドロが飛び込んできてESO ES TODO。征矢の反撃を断ち切ると、すかさず河野がランニングニーを征矢に炸裂させ、3カウントを奪取。河野&アレハンドロ組が2度目の防衛を飾ったのだった。
河野&アレハンドロのコメント
アレハンドロ よっしゃ勝ったぞ! 勝ったけどパンテーラ、リベンジしてこい! 僕もリベンジだ!
河野 逆指名するって言ってたトンドコロはどうした?
アレハンドロ トンドコロ! 『CRUISER FES』1回戦で負けてんだ。お前、パートナー連れて挑戦してこい! 叩き潰してやる!
河野 とりあえず防衛して、新潟でも征矢とパンテーラと当たるらしいし、後楽園でも当たるんで、またもしかしたら何かあるかもしれない。でも、平成最後の大阪大会勝って終われたんでよかったです。