- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 8分53秒
- えびす落とし→片エビ固め
岩石は序盤からショルダータックルで攻め立てるが、立花はうんこ座りで「ああ〜ん?」と効かない素振り。ならばと岩石はエルボードロップからショルダーアームブリーカーで立花の左腕にダメージを与えていく。
さらにストンピングで攻め立てた岩石だが、立花はマンハッタンドロップで反撃。ヒップトスで岩石をテイクダウンすると首4の字固めだ。さらにコーナーでパンチを連打してからブレーンバスター。そしてスリーパーに持ち込む。
これを逃れた岩石は河津落としで反撃し、串刺し式スピアーから水車落とし。さらに腕ひしぎへと持ち込む。立花に逃げられるとカウンターで払い腰を決め、立花のエルボーによる反撃も腕を蹴飛ばして断ち切る。
立花のバックドロップで反撃を試みる。一度は岩石に防がれたが、体勢を立て直しバックドロップを炸裂させると、ショットガンドロップキックからシットダウン式のC.T.B。最後はえびす落としで岩石から3カウントを奪ったのだった。
立花のコメント
「痛くねえ、痛くねえ。俺が対戦する奴、そいつが勝つってファンの奴は思っているかもしれねえ。そっから覆すからよ。誰でもそうだよ。社長でも副社長でも河野でも芦野のでも、全員やるとなっても立花が勝つかもしれないってさせてやるからよ。よく覚えてろ、ああ〜ん?」
岩石のコメント
「勝った人間が正解。勝った人間が正義。勝った人間が正しい。負けた俺に言うこと何もなし。あと一つ、土方さん、土方隆司、ついに戻って来ましたね、W-1のリングに。あなたのことをあれで終わりにしたくない。なかったことにしたくない。這いつくばってがむしゃらにどん底を這い回っている人間ですよ。だからこそ、あなたにしがみつきまます」
- 第二試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 12分18秒
- 旋風脚→片エビ固め
パンテーラを場外に落とすなど調子よく攻めていた馬場だったが、ミサイルキックをスカされて逆襲に遭う。パンテーラの逆水平チョップを食らい、アンディとの合体ドロップキックも被弾。パンテーラとアンディの連携攻撃の餌食になってしまう。
アンディのロメロスペシャルに捕まった馬場。しかし、続くアンディの攻撃をアームホイップで切り返しドロップキック。ペガソにタッチだ。ペガソはアンディにドロップキックを連発。さらに代わったパンテーラにエルボーからローリングソバットだ。
しかし、パンテーラもケブラドーラ・コンヒーロで反撃。串刺し式エルボーアタックも炸裂させる。ならばとペガソも串刺し式ドロップキックでやり返す。お互いにローリングソバット、トラースキック、ドロップキックを打ち合って両者ダウンの状態となった。
ここでアンディと馬場に交代。馬場はエルボーで果敢に攻め込みミサイルキックも炸裂させる。一方のアンディも逆立ち式のヘッドシザースで反撃するとローリングクレイドル。そしてパンテーラを呼び込み連携攻撃。パンテーラの619が炸裂し、アンディが十字架固めだ。
だが、カットに入ったペガソがトペ・スイシーダ。パンテーラを場外に釘付けにする。しかし、逆にパンテーラがペガソを場外で押さえ込み、その間にアンディがミサイルキックから旋風脚で馬場を葬ったのだった。
アンディのコメント
「この前のリンダマン戦のダメージが残っていて、あばら、腕ボロボロやけど負けるか! まだまだ負けるか! (ベルトを指して)これが欲しい奴、かかってこい!」
ペガソ&馬場のコメント
馬場 実力不足だとわかっているよ。だけどクルーザーじゃねえか。闘わずに入らえねえよ。俺の目標はそれなんだよ。
ペガソ 今日は対角線に羆嵐がいなかったけど、1回戦、羆嵐、絶対勝ちます。
- 第三試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 10分32秒
- ドラゴンスープレックスホールド
地元・小山を拠点とするイーグルスプロレスの大野と頓所がタッグを結成。同じく小山を拠点とするMarvelous IMPACTの井坂、そしてイーグルプロレスの香取と対戦する。先発は頓所と井坂。途中から大野が勝手に入ってきて2人がかりで井坂を攻めようとする。
しかし、井坂はこれをダブルドロップキックで蹴散らすと、香取も入ってきて加勢。頓所と大野を場外に追いやるとダブルのプランチャを発射だ。続いて香取が頓所にショルダースルー。しかし、頓所もエルボーで反撃。両者意地剥き出しで殴り合う。
だが、頓所がボディスラムで叩きつけると、タッチを受けた大野がエルボードロップからサッカーボールキック。さらにチョーク攻撃でいたぶっていく。大野はボディスラムを連発すると、ブレーンバスターの体勢に。
しかし、香取も踏ん張る。そして後方に着地して回避だ。だが、大野はすぐにサミングをし、再びブレーンバスターの体勢に。今度は香取が投げ返して井坂にタッチだ。井坂は大野にバズソーキック。カットに入ってきた頓所もエルボーアタックでふっ飛ばす。さらに大野にはロープの反動を利用してのセントーン・アトミコだ。
しかし、大野は急所攻撃で反撃。ここでタッチを受けた頓所はエルボーアタックで井坂を蹴散らし、ブレーンバスターも決める。さらにミサイルキックを打ち込むが、井坂もローリングソバットで反撃と一歩も譲らない。
だが、続く香取が頓所を追い詰める。井坂との連携攻撃からバックブリーカーからのDDTという連続技、そしてツームストンパイルドライバーを決めると、ダイビングボディプレスだ。だが、これをかわした頓所は串刺し式のニーアタック。さらに前後からニーを決めると最後はドラゴンスープレックスでトドメを刺したのだった。
井坂&香取のコメント
井坂 W-1さん、初参戦ありがとうございます。頓所選手、Marvelousでも負けて、今回俺と香取の地元小山でやられた。もう一回W-1さんでもウチの団体のMarvelousでも頓所選手、いや頓所! もう一回闘ってください!
香取 まず最初にW-1さん、初参戦、ありがとうございました。こんな結果になったんですけど、ずっとやりたかった相手の頓所さんと試合できていい経験になりました。でも、このままじゃ絶対終わらない。シングルで頓所さんと決着をつけましょう。ありがとうございました。
頓所&大野のコメント
頓所 井坂レオ、香取貴大との試合は俺の中で楽しみにしていたので全然足りないですね。時間も足りないし。特に井坂レオ、俺はシングルマッチがやりたい。
大野 やっぱトンちゃんがいたらあんな2人余裕ですよ。余裕のよっちゃんですよ。たいしたことないです。ありがとうございました。
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 13分23秒
- ウラカン・ラナ
先発はカズとアレハンドロ。まずはカズがヘッドロックに捕獲するが、これを脱出したアレハンドロはカズの肩に飛び乗ってからアームホイップ。さらにコルバタを決める。続いて征矢と河野は一転して力強い攻防。リング中央でタックルでぶつかり合う。
さらにチョップとエルボーをぶつけ合う両者。最終的には河野がタックル合戦で競り勝った。そしてアレハンドロが出てくると、アレハンドロの足が届かないダブルビッグブーツ。さらに征矢を投げようとするアレハンドロ。しかし、ブレーンバスター、ジャーマン、ボディスラムといずれも身体が持ち上がらない。逆に征矢にボディスラムで叩きつけられてしまった。
続いてカズにも上空に放り投げられ叩きつけられたアレハンドロ。サーフボードストレッチにも捕まってしまう。続く征矢にもスリーパーの状態のまま振り回され、ショルダーネックブリーカーを食らってしまったアレハンドロ。しかし、セカンドロープを利用したミサイルキックでようやく脱出し、河野にタッチだ。
代わった河野は征矢をバックドロップからクロスフェースに捕獲。さらに征矢のスピアーを捕まえるとフロントネックロックだ。しかし、征矢も後方に投げ捨てると、カズにタッチ。カズはコーナーでのコンプリートショットを決めると、背中にヒザ蹴りだ。
しかし、河野もニーリフトを食らわせて反撃。続くアレハンドロがミサイルキック、トペ・コンヒーロ、スワンダイブ式のボディプレスを決める。そのアレハンドロを征矢がブレーンバスター。カズもランニングニーアタックを炸裂させる。
だが、アレハンドロはファイナルカットをサムソンクラッチで切り返す。ならばとカズもハンドスプリング式のレッグラリアット。つづ得て征矢がワイルドボンバーを放つ。しかし、これをかわしたアレハンドロは征矢をカズにぶつける。再びカズに捕まってしまうが、征矢からの攻撃を防ぎ、征矢に放り投げられたところでカズに飛びつきウラカン・ラナ。3カウントを奪ったのだった。
カズ&征矢のコメント
征矢 こっちはグランプリに向けて1回も負けられないんですから。タッグでも貪欲に俺はいるんですよ。なんで負けたんですか!?
カズ じゃあ、お前が先頭切って見してみろよ。どれだけ負けられない闘いかっていうのを。どれだけ闘いなのか見してみろよ!
征矢 見せますよ! 俺は3連覇狙ってんですよ。
カズ じゃあ試合で見してみろ! ふざけんな!
征矢 今日の負けは認める。グランプリまで残り2週間。このグランプリにかけたい。3連覇、俺は目指すよ。そして9月1日横浜文体の切符を俺は手に入れる!
河野&アレハンドロのコメント
河野 社長とユーチューバーが揉めてるよ。
アレハンドロ 征矢さん、YouTubeおもしろいです。そろそろ僕らもYouTubeやりませんか?
河野 逆オファーしてくれよ。
アレハンドロ YouTubeに出してください。
河野 ギャラは?
アレハンドロ 30分で1万5000円でいいですかね。
河野 じゃあ2人で3万で出てやるよ。
アレハンドロ そして6月、グランプリ始まるけど、絶対に絶対にまさゆきが優勝させてもらう。そしてT-Hawkからベルトを獲るのはまさゆきだ!
河野 まあグランプリに集中しつつもタッグのベルトも大事に。T-Hawkが持っているベルトだけじゃないから。タッグは俺とアレハンドロが輝かせているっていうのをね。グランプリとは別にそのサブストーリーで絶対にタッグを盛り上げるから楽しみにしておけ。
- 第五試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 23分49秒
- 極反り卍固め
先発の稲葉と芦野が緊迫感のあるレスリングの攻防を繰り広げると土肥と羆嵐はド迫力のパワーファイトでぶつかり合う。そして近藤と児玉の攻防だが、近藤が児玉を捕獲。自軍のコーナーに連行すると土肥、稲葉とチョップで代わる代わるいたぶっていく。
そして再び登場した近藤。しかし、ロープに飛んだところを背後から羆嵐に襲撃され、正面から児玉のドロップキックも被弾。これで場外に出されるとEnfants Terriblesが大暴れで流れを掴む。リングに戻っても近藤を自軍のコーナーで集中砲火だ。
羆嵐のセントーン、芦野の俵返しも決まり、近藤が一人孤軍奮闘を強いられる。しかし、まとめてで児玉と羆嵐をふっ飛ばしてようやく土肥にタッチ。代わった土肥は児玉をエルボーアタックでふっ飛ばし、羆嵐をボディスラムで児玉の身体の上に投下する。児玉が芦野とタッチしてもエルボーで渡り合う。
芦野のエルボースマッシュに押されたかに見えたが、スパインバスターでお返し。代わった稲葉は串刺し式エルボーアタックを連発してからブレーンバスターの体勢に入る。芦野にアンクルロックで切り返されても自力で脱出してブレーンバスター。そしてダイビングヘッドバットを決める。
だが、芦野もジャーマンで反撃。そして代わった羆嵐がバックフリップ、セントーン、ダイビングセントーンの怒涛の攻め。さらにアルゼンチンバックブリーカーも極める。ここは近藤たちのカットで脱出し、ブレーンバスターを決めた稲葉。だが、羆嵐はすぐにフライングソーセージで反撃し、代わった児玉が芦野と合体カッターだ。
そして児玉はマッドスプラッシュを発射。しかし、稲葉はこれを自爆させることに成功。すかさず近藤が入ってきて児玉にランサルセ。その近藤を羆嵐がラリアットでふっ飛ばすが、土肥がスクラップバスターだ。その土肥を今度は芦野がエルボースマッシュアタック。ならばと稲葉がダイビングショルダータックルだ。
しかし、芦野が稲葉にジャーマン。ならばと稲葉もブルーサンダーを食らわせる。児玉がスクールボーイを仕掛けるが、これを返すと頭突きを食らわせてライジングバスター。最後は極反り卍固めでギブアップを奪ったのだった。
芦野&羆嵐のコメント
芦野 ああクソ! 稲葉、土肥、調子いいみてえだな。勝ち上がれば7月、2人ともよ、シングルで当たる可能性があるからよ。今日は裕輔が負けたけど、それとグランプリは別物だから。俺が立花をきっちり片付けて7月に駒を進めようと思っているよ。あいつがなぜあのポジションにいるのか? あいつ自身が原因だよ。YouTube出てるだろ? 自分で潰してんだよ。それに気づかなかったら俺に勝ったとしてもお客さんに期待されないと思うよ。それが今の現状だよ。そんな奴には100%負けないんで。5分から7分。もうちょっと短いかもしれない。羆嵐はもっと短いよな?
羆嵐 10秒。
芦野 また脳振盪しちゃうんじゃない?
羆嵐 まあ、あいつに比べたら土肥孝司、骨があるよ。でかいしな。
芦野 河野もいるしな。久々にやりたいよ。本気出したあの人たちと。まあ7月に決勝で会おうや。ラジアント楽しみだね。稲葉、土肥。
羆嵐 またあいつがいじめられるんじゃないの? カニか?
芦野 蟹☆KINGか? ボコボコにするぞ、お前!
稲葉&土肥のコメント
土肥 今日の勝利で『W-1 GP』優勝して文体のメインに行きます。その気持ちは俺が一番強い。必ず優勝する。以上。
稲葉 今日も勝ちましたけど、グランプリまで自分の体力と気持ちを上げて優勝。そしてT-Hawkに挑戦。挑戦するだけじゃ意味がない。9月1日、文体でベルトを自分の腰に戻します。