2020年1月大会

2020年1月12日(日)〜2020年1月31日(金)

20201.31(FRI)

「WRESTLE-1 TOUR 2020 SUNRISE」1.31東京・新木場1stRING大会
開催日:2020年1月31日
時間:19時開始/18時30分開場
場所:東京・新木場1stRING
住所:東京都江東区新木場1-6-24
TEL:03-3521-1015
アクセス:
各線新木場駅より徒歩2分

第一試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 藤村 加偉

    • 仁木 琢郎

    • 吉岡 世起

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

  • 7分54秒
  • クラッシュドライバー→エビ固め

 パンテーラと#STRONGHEARTSの吉岡が越境合体。加偉&仁木の若手コンビと対戦する。加偉と仁木はゴング前に背を向けた吉岡とパンテーラに先制攻撃。パンテーラを孤立させて、集中攻撃だ。 
 しかし、パンテーラはすぐさま反撃。逆水平チョップで加偉をいたぶり、吉岡がミドルキックで攻め立てる。それでも食らいつく加偉は必死にバックドロップを仕掛けるが、吉岡はそれを許さずミドルキック。続けて座った状態の加偉の胸板を蹴り飛ばす。
 続くパンテーラもダブルアーム式のバックブリーカー。しかし、加偉はコーナーに飛ばされたところでピョンと飛び乗りすかさずミサイルキックで反撃。タッチを受けた仁木がエルボーで攻め立てる。
 しかし、その仁木をパンテーラはケブラドーラ・コンヒーロ。続く吉岡が容赦なくミドルキックで蹴り飛ばしていく。しかし、加偉が入ってきて2人で連携攻撃。吉岡をダブルドロップキックで蹴散らしてチャンスを作る。
 だが、パンテーラが入ってきて巻き返すと、吉岡は加偉にファルコンアロー。最後はクラッシュドライバーでトドメを刺し、3カウントを奪った。

吉岡のコメント
「クリクリ坊主1号2号。どっちが1号か2号かわからねえけどよ。藤村加偉、てめえよ、このキャリアで『CRUISER FES』に出て、週プロで1ページ載ってたじゃねえか? 見たぞ。『CRUISER FES』に出たお前に敬意を表して、俺の最大級のフィニッシュ、クラッシュドライバーを食らわせてやったぜ。W-1クルーザにようこそっていう意味だな」

加偉&仁木のコメント
加偉 今日この『CRUISER FES』期間中に現チャンピオンと元チャンピオンに僕たち若手2人で、こんなチャンスなかなかないのでものにしたかったんですけど、やっぱりレベルの差を感じたし、仁木とはこれから組んでも闘っても、僕たちがW-1クルーザー級を背負っていけるように闘っていきます。
仁木 今日、加偉さんと組んで。俺は加偉さんのことを意識して闘ってます。今日組んだけど、加偉さんは俺のことを意識してないかもしれないけど、俺はとにかく意識してやってます。まだまだやり足りないし、組んでもいい。もっともっと絡んでいきたいですね。

第二試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • サイラス

  • 3分41秒
  • リバーススプラッシュ→体固め

 場外で暴れまわるサイラスに、一はリング下から取り出したコールドスプレーを噴射。視界を封じると、続いてやはりリング下からテープを取り出し、鉄柱に腕を縛り付けてリングアウト勝ちを狙う。だがサイラスはこれを怪力で外し、リングに戻ればブレーンバスター。さらにスクラップバスターを食らわせる。最後はリバーススプラッシュで圧殺し、一に完勝したのだった。

第三試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 河野 真幸/TriggeR

    • タナカ 岩石

    • 本田 竜輝

    • 頓所 隼

    • ペガソ・イルミナル

    • 下村 大樹

  • 11分35秒
  • ペガトンバスター→片エビ固め

 『WRESTLE SOUL』で一騎打ちのあと、タッグ結成を約束した頓所とBASARAの下村が、約束通り、ペガソを加えたトリオを結成だ。先発はペガソと本田。ペガソはソバット、ドロップキックで攻め立てるが、本田もエルボーで反撃。続いては頓所と岩石が対峙。岩石は得意のグラウンドの攻防を挑むが、頓所もクルクルと回転しながら対応する。その後はそれぞれの技をスカし合って、それぞれ下村と河野にタッチ。
 最初は自ら河野とのマッチアップを望んだ下村だったが、いざ目の前にすると「どうしよう」と同様。果敢にタックルでぶつかるが、逆にふっ飛ばされてしまう。しかし、得意のチョップを叩き込むと、頓所とダブルの低空ドロップキック。さらにサンドイッチ式のドロップキックも炸裂させる。
 しかし、頓所が捕まってしまう。本田にボディスラムで叩きつけられ、岩石のヘッドバットも被弾。さらに本田がコーナーに追い詰めて追い打ちをかけていく。河野もバックエルボーで一撃食らわせる。
 だが、頓所はドロップキックで反撃して下村にタッチ。下村はチョップで岩石に攻め込み、ブレーンバスターを食らわせる。しかし、岩石が逆襲すると、代わった本田はノーザンライトスープレックスだ。
 そしてエルボーで下村を追い込んだ本田。だが、下村は低空ドロップキックで反撃すると、代わったペガソがミサイルキック、フェースクラッシャーを連続で繰り出す。さらに頓所が入ってきて本田にトンペガドライバー。河野も場外へ追いやると、下村がトペ・スイシーダで追撃だ。
 残った本田を頓所とペガソはダブルのソバット、トラースキックで攻め立て、最後は合体技のペガトンバスターで葬ったのだった。

頓所&ペガソ&下村のコメント
頓所 今日、BASARAの下村選手と組んでめちゃくちゃ楽しかったです。
下村 俺も歳も近いし、キャリアも近いから合うんじゃないですかね。
頓所 次、僕たちBASARAいいですか?
下村 言うね。俺の一存で決められないけど、一応イサミさんに言っておく。僕もW-1にまた呼んでください。上の人に言っておいてください。
頓所 BASARA、お願いします。
ペガソ お願いします。
頓所 今日も新しいタッグの連携技、名前はなんですか? ペガトンバスター。
ペガソ この間はトンペガドライバー。逆だから。
頓所 覚えておいてください。

岩石のコメント
「BASARA、お願いします? 向こうの要望は聞くんだな? 身内の要望、聞けよ。TwitterでZERO1の岩崎永遠と北村彰基とやりたいって言ってんだよ。それを無視して下村大樹と組ませるんですか? まあいいや。信じる道と描いて信道。俺は信じてます。俺は諦めないから。俺は俺を諦めない。それが俺の信道です」

第四試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 立花 誠吾

    • 伊藤 貴則

  • 10分58秒
  • レフェリー暴行→反則

 序盤から伊藤が猛攻。立花を捕まえてサミング付きのキャメルクラッチだ。さらにニーリフトでいたぶり、ブレーンバスターで追撃。グラウンドに持ち込むと、アームバーでいためつける。しかし、これを脱出した立花は伊藤のハイキックをかい潜ってバックドロップで反撃。
 さらに「ワイルドー!」と叫びながらラリアットでなぎ倒し、コーナーでパンチを連打。ブレーンバスターと続けると、コーナーで征矢のように腕を突き上げてラリアットだ。しかし、伊藤はこれをパワースラムで迎撃だ。
 しかし、立花は武者返し、ローリングエルボーで攻撃を緩めない。伊藤のニールキックを食らいながらも、続く一撃は脇固めで切り返す。しかし、これを脱出した伊藤はえびす落としを回避すると、ひねりのあるバックドロップ。
 さらにサッカーボールキックで蹴り上げる。しかし、ジャーマンで投げようとしたところを立花がスタンディングのストレートアームバーで切り返す。悶絶する伊藤だったが、隙きを突いて立花の急所に一撃。
 これを注意したレフェリーにニーリフトを食らわせ、場外に放り投げると、立花にはイスで一撃だ。これで伊藤の反則負け。試合後、伊藤は2月9日の前橋大会でのヒールマスター登場を予告したのだった。

立花のコメント
「いてえ、クソが! 今日、途中まで昔の伊藤貴則だったろ。最後の最後に腕獲られた時に、あれがあいつの今だよ。前までの伊藤だったら、あんなことはしねえよ。あれでも返してきたよ。金的でもねえ、イスでもねえ。金的なんて一番楽なやり方だよ。それを若え俺らがやったら成長しねえに決まってんだろ。W-1、俺らが背負ってくんだろ、この野郎」

伊藤のコメント
「立花、俺よりフラストレーションが溜まってんとちゃうか? 俺の師匠ヒールマスター、後楽園で組まれているけど、俺のヒールマスターは前橋で紹介するからよく見とけよ。めちゃくちゃ怖い人だから覚悟しとけ」

第五試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • 稲葉 大樹

    • 土肥 孝司

    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 竹田 光珠

  • 15分18秒
  • アンクルロック

 1月26日の春日部大会での約束通り、竹田がEnfants Terriblesに加勢。先発は土肥と芦野。ガッチリとした攻防を繰り広げると、続くカズと竹田はスピーディーな展開。竹田がカズにドロップキックを食らわせる。続いて、稲葉と羆嵐の攻防になると、まずは稲葉がフライングショルダータックルを決めるが、羆嵐もすぐに逆襲。稲葉を場外に追いやって、芦野がいたぶっていく。
 羆嵐、竹田、芦野と代わる代わる稲葉を捕まえて集中攻撃を食らわせるEnfants Terribles。しかし、稲葉は気力を振り絞ってブルーサンダー。ようやく反撃して土肥にタッチだ。土肥は羆嵐にショルダータックル。さらに串刺し式ラリアットで追撃だ。
 続けてバックドロップを放った土肥。しかし、羆嵐はフライングソーセージで反撃。代わった竹田が、土肥にミサイルキック、ドロップキック、ハリケンドライバーだ。しかし、土肥はローリングラリアットで反撃。
 代わったカズが竹田にボディブローを連発する。そしてセカンドロープからフィストドロップ。しかし、これを自爆させると、竹田はスピアーだ。続く芦野はカズに俵返し。そして羆嵐が入ってきて、コンビネーションでカズを追い込んでいく。
 だが、土肥がカット。羆嵐もケツを剥き出しにされ、土肥にケツを引っ叩かれる。さらにカズも芦野にサムソンクラッチを仕掛けてケツを剥き出しに。だが、慌てない芦野は投げっぱなしジャーマンで流れを変えると、最後はアンクルロックでタップアウトを奪った。最後は芦野、羆嵐、竹田の3人でケツを丸出しにして勝ち名乗りを上げたのだった。

芦野&羆嵐&竹田のコメント
芦野 今日わかったことが一つある。試合を通じて、カズ、稲葉、土肥、この3人とやって完璧にわかったことがある。何だと思う? わかんねえか? わかんえねだろうな。光珠のお尻がきれいってこと。火傷あるよね? プレイ? 
竹田 プレイじゃない。
芦野 SMプレイやったでしょ?
竹田 やってない、やってない!
芦野 やってないんだよ。でも、児玉裕輔の推薦だったんだけどよかったね。
羆嵐 動きもいいし、ケツもいい。
芦野 可能性があるならまた組んみたいので、W-1に来てください。まあ、俺はMじゃないから。Sだから。
竹田 一緒に五反田に行きますか?
羆嵐 俺、M性感好きなんだよ。
芦野 (羆嵐の腕の傷を指して)これS嬢に食いちぎられたものだから。
羆嵐 勲章だよ。
芦野 これから女王様のところ行きます。まあ、光珠選手がいたんでふざけちゃった。でも、一番大事なのはベルトをかける2月12日だから。できる男はスイッチが切り替えられる。SとMと切り替えられる。わかったか、中嶋勝彦。SとMになれ。
 

第六試合
「WRESTLE-1 CRUISER FES 2020」トーナメント準決勝① シングルマッチ 時間無制限1本勝負
    • アンディ・ウー

    • アレハンドロ

  • 9分57秒
  • 飛鴻→片エビ固め

 『CRUISER FES』の準決勝。まずはアレハンドロがドロップキックで先制するが、アンディもケブラドーラ・コンヒーロで反撃。腕ひしぎでいためつけ、右腕に集中攻撃。逃げようとするアレハンドロを捕まえて、アームバーでいたぶっていく。
 さらにミサイルキックで追撃するアンディ。しかし、アレハンドロはコーナーで体勢を入れ替えてスクールボーイ。続けてドロップキックで追撃すると、場外に逃げたアンディにトペ・コンヒーロだ。
 リングに戻るとアンディの背中にヒャッホーイ。続けて腹にもヒャッホーイを投下したアレハンドロ。コーナーからの飛びつき式DDTも炸裂させる。しかし、アンディはすぐさま腕を獲って再び逆転。蹴りでアレハンドロの延髄を撃ち抜くと、ドラゴンスープレックスで追撃。最後は飛鴻で叩きつけ、3カウント。決勝戦進出を決めたのだった。

アンディのコメント
「まず決勝戦に進出したのは俺や。今からの一戦、児玉に勝ってほしい。俺と児玉で純粋なW-1のクルーザー級のトップの闘いを見せた上で俺が優勝します」

アレハンドロのコメント
「『CRUISER FES』、終わっちゃった。でも、どんな手を使ってでも僕が今年2020年、目標に掲げたクルーザーのチャンピオン、まさゆきとのタッグチャンピオン、どんな手を使ってでも勝ち取ってみせる」
 

第七試合
「WRESTLE-1 CRUISER FES 2020」トーナメント準決勝② シングルマッチ 時間無制限1本勝負
    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • ヒート

  • 17分24秒
  • ヒザ十字固め

『CRUISER FES』準決勝。まずは腕の獲り合いからの静かな立ち上がりだが、児玉がヒートを場外に引きずり出す。児玉はヒートを花道に連行するとブレーンバスターの体勢に。しかし、これを食い止めたヒートは花道で床に叩きつけるニークラッシャーだ。
 これで悶絶した児玉にヒートはイスでヒザをいたぶり、さらに鉄柱を使ってダメージを与えていく。ヒートはリングに戻ってもニードロップなどを駆使して、児玉のヒザを攻撃。リングのマットにニークラッシャーで叩きつけると、足4の字固めだ。
 ここをなんとか脱した児玉は足の痛みに苦しみながらも、ハンドスプリング式エルボーアタックでようやく反撃。ヒートが場外に落ちたところでトペ・コンヒーロで追撃すると、リングに戻ればコーナートップからのフライングフォアアームで畳みかける。
 しかし、再びコーナーに上がったところでヒートに捕まる。一度はヒートを転落させた児玉。しかし、ヒートはすぐさまドロップキックをヒザに炸裂させ、児玉はたまらず転落だ。そして、続けざまに低空ドロップキックでヒザを撃ち抜いてみせる。それでも児玉はエルボーで反撃。ドロップキック、投げっぱなしジャーマンと続けて、垂直落下式のリバースDDTだ。
 そして、トドメのマッドスプラッシュを発射。しかし、ヒートはこれを避けて、児玉の自爆を誘う。そして再び足4の字固めへ。悶絶する児玉だったが、なんとかロープエスケープに成功する。そしてドロップキックで反撃するが、これはヒートは避けて自爆を誘う。
 そしてバズソーキックで追撃し、コーナートップからリストクラッチ・フィッシャーマンズ・バスターで叩きつけ、続けてコーナートップからBDFを投下だ。そして、虫の息となった児玉に最後はヒザ十字固め。ロープエスケープしようともがいた児玉だったが、ついに力尽き、タップアウト。ヒートが勝利を手にし、決勝戦進出を決めたのだった。

 試合後、アンディが登場し、ヒートに宣戦布告。しかし、丁寧な物の言い方にカチンと来たのか、ヒートは「キミのマイクは全く響いてこないんだよな。なぜだかわかるか? セリフ棒読みの劇団員だから、感情が全く入ってねえんだよ! どうせ俺に勝ち目ねえんだから、試合もマイクもコメントも全部本気で来いよ、この野郎!」と罵倒して退場していった。
 アンディもこれで感情に火がついたか、「ヒート、俺がお前の首一発で獲ったる! 今年の『CRUISER FES』は俺が優勝する!」と宣言し、興行を締めくくったのだった。

児玉のコメント
「ムカつくな。旨えし、強えし。俺がヒートから獲って、決勝も勝って、『CRUISER FES』優勝して、そのままタイトル挑戦するはずだったのにふざけやがって。終わった……。しょうがない。まあでも、俺もそうだけど、あいつヒート? W-1のクルーザーはしょぼいだ、熱がねえだって言ってただろう。俺が言うのもなんだけど、おいアンディ! ぜってえ勝てよ! 俺の代わりに勝て! 俺の代わりに勝て! いいな」 

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE