- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 8分33秒
- 逆エビ固め
まずはグラウンドの攻防から試合はスタート。仁木がヘッドロックに捕獲して、先制する。さらにショルダータックルをお見舞いするとエルボーで攻撃。加偉もこれに応じてエルボー合戦だ。これに競り勝った仁木はボディスラムを炸裂させる。
そして加偉をロープに飛ばしてヒップトス。続けてコーナーに押し込みエルボーを連打だ。ならばと加偉もやり返す。仁木をダウンさせた加偉は顔面目がけてドロップキックだ。さらにバックエルボーで追撃すると、逆エビ固めだ。
これを脱出した仁木もエルボーで反撃。加偉に殴り倒されながらもドロップキックで流れを変えると串刺し式のエルボー、そして先程のお返しとばかりに逆エビ固めに捕獲する。これをロープエスケープした加偉はドロップキックで反撃。そしてエルボーを連打するとブレーンバスターだ。
しかし、仁木もカウンターでサイドバスター。流れを変えると、スワンダイブ式ミサイルキックを炸裂させる。そして、トドメの逆エビ固め。加偉からギブアップを奪い、うれしい初勝利を飾ったのだった。
仁木のコメント
「加偉さんとシングル3戦目で初勝利あげることができました。次の大田区もシングル組まれてるんで、この勢いで必ず大きい舞台で俺が必ず勝ちます」
加偉のコメント
「負けて悔しいとかじゃなくて、本当に情けなく感じて、負けたくないとかじゃなくて、負けられない相手に負けました。次、大田区控えているんで、必ず獲り返します。いや、獲り返すんじゃなくて、必ず獲ります」
- 第二試合
- 3WAYマッチ 30分1本勝負
- 11分25秒
- ジャーマンスープレックスホールド
まずは近藤と岩石が伊藤に攻め込み場外に排除。2人でエルボー合戦、タックル合戦を繰り広げる。これを岩石が競り勝つと、すかさず伊藤がリングイン。岩石をチョップ、ニーリフトで攻め立ててタックルで場外にふっ飛ばす。
さらに伊藤は場外で岩石を攻め立てる。近藤が入ってきてもすぐさま蹴散らす伊藤。しかし、伊藤が岩石をボディスラムで叩きつけた時に、再び近藤が襲いかかる。そして岩石をリングに戻して、再び2人で攻防だ。
そこに伊藤が割って入って、岩石の背中にサッカーボールキック。ならばと近藤が再び入ってくるなど、入れ代わり立ち代わりの攻防だ。岩石は伊藤に対して頭突きを叩き込むが、伊藤はこれをサミングで止める。
そしてキャメルクラッチに捕獲だ。ここに近藤が登場。ドロップキックを放って、伊藤を場外に追いやる。しかし、場外に出ると伊藤はニーリフトで近藤の動きを止めて、客席のイスに叩きつける。
そしてリングに戻ると岩石を攻撃だ。しかし、岩石はこれをブレーンバスターで投げ飛ばす。そこに近藤が生還し、ランサルセを狙う。そうはさせじと岩石はバックエルボーだ。だが、伊藤に動きを止められると、近藤がブルドッキングヘッドロック。さらに伊藤もラリアットで蹴散らすと、岩石にはランサルセだ。
ならばと伊藤が串刺し式のラリアットからニールキック。そして岩石にはブロックバスターだ。伊藤はコーナーに上がるが、岩石も追いかけてヘッドバットを叩き込んで阻止。そこに近藤がやってきてパワーボムで叩きつけ、ラリアットで勝負を狙う。
しかし、ロープに飛んだところで伊藤が場外からイス攻撃。逆上した近藤はリングを降りるが、これを蹴散らした伊藤は岩石へ向かうが、今度は近藤が場外からイス攻撃でお返しだ。そして近藤はキングコングラリアットへ。
しかし、伊藤はこれを岩石を身代わりにして防御。近藤をバックドロップで場外に排除すると、岩石に水面蹴りからのPK。最後はジャーマンスープレックスで3カウントを奪い、勝利を飾った。
岩石のコメント
「近藤さんと伊藤とやれるのもこれが最後。あいつがフラストレーション溜まっているとか言うけどさ、あいつだけじゃないから。突然あんなことがあって、あんな発表があって、こっちまでフラストレーション溜まったよ。このフラストレーション、残りの試合で出せってか? このままでいいのか? W-1が終わるってなって、タナカ岩石、このままでいいのか? 岩崎永遠や北村彰基の名前まで出してるんだよ。終わるわけないだろう」
伊藤のコメント
「見たか? 完勝だよ。やっぱり地元だよ。まあまこの勢いで大田区も行くからよ。一、今日変わってるか? 大田区で変わってるか? 楽しみにしとけ。一にも注目しとけよ」
- 第三試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 10分1秒
- えびす落とし→片エビ固め
河野組は本田を捕まえて場外へ。パンテーラと一がいたぶると、リングに戻れば河野がお仕置きだ。さらにパンテーラがメキシカンストレッチに捕らえていたぶっていく。さらに河野がニーリフト。食らいつこうとする本田を突き放す。
そしてトレイン攻撃を食らわせていく。しかし、本田も渾身のスピアーで反撃。ようやく征矢にタッチすると、征矢はまとめてから河野にブレーンバスターを食らわせる。ならばと、今度はパンテーラが登場。征矢も立花にスイッチすると、立花はパンテーラにブレーンバスターだ。
ここで今度は一が登場。立花にコンプリートショットを食らわせてると、トレイン攻撃だ。しかし、一が自爆したところを、今度は征矢と本田が突撃。トレイン攻撃を食らわせると、征矢と本田がエルボーとチョップの乱れ打ちだ。
そして立花がC.T.Bで一を叩きつけると、最後はえびす落としできっちりと3カウントを奪ったのだった。
河野&一のコメント
河野 今日の試合は終わっちゃったから、あと3つだ。大田区、新木場、後楽園。あと3つ。一つ、ちょっとフラストレーションが溜まっている元俺の相棒にメッセージを投げかけるとしたら、フラストレーションが発散できるいい相手が大田区にいるから手を貸してくれよって。
一 俺、勝手に巻き込まれだけなんですけど。俺は伊藤の奴とか立花、近藤さん、征矢さんとかの抗争はどうでもいい。興味ない。でも、みんな俺をナメてるから。俺がその試合をぶち壊してもいいんだぞ。ぶっ壊すぞ! ナメんじゃねえぞ!
征矢&立花&本田のコメント
立花 伊藤あれでいいのか? やりがいもねえよ。フラストレーション溜まって、また負けて溜まるぞ。それでいいのかよ?
征矢 一なんかよりも本田のほうがいいぞ。お前、マイナスじゃねえだろう?
本田 違います。
征矢 田んぼだよな。プラスなんだよ。漢字でプラスになってるんだよ。
立花 でも、マイナスもたくさん入ってるぞ。
征矢 あれは違うんだよ。マイナスはないんだよ。あいつはマイナスしかないんだよ。
本田 はい。
征矢 小学校で漢字習え。もう一回やれ。
立花 お前がやれ!
征矢 漢字ドリル買ってやれよ。
立花 やるけど……。そういうことだよ……(笑)。
本田 自分的には立花さんが勝利収めた感じなんですけど、大田区でも3vs3が組まれています。しっかり1勝して前に前に進みたいと思います。
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 13分44秒
- メテオラ→片エビ固め
試合前、3.15大田区大会でも対戦するCIMAは頓所とペガソをなじると、負けた場合はトンドコロに再改名、ペガソはマスクを脱ぐということを要求する。しかし、これを拒否した頓所たちはすぐさま先制攻撃。頓所はCIMAの足をすくって顔面にドロップキックを炸裂させる。
さらに鬼塚がタッチを受けるとペガソがフロントキック。そしてCIMAにはサンドイッチ式のドロップキックを頓所と共に炸裂させる。しかし、鬼塚も反撃開始。自軍のコーナーにペガソを追い詰めると、タッチを受けたCIMAが関節技に固めていく。
さらに連携攻撃を見せるCIMAと鬼塚。ペガソをコーナーに追い詰めた鬼塚はショルダータックルを連発していく。ならばとペガソもローリングソバットで反撃。鬼塚を捕まえると、頓所、ペガソが代わる代わるいたぶっていく。
劣勢を強いられていた鬼塚だったが、闘志は失わず。ドロップキックで一矢報いてCIMAにタッチ。CIMAはペガソと入ってきた頓所を相手に一人で大立ち回り。ペガソにはヴィーナスからアイコノクラズムだ。
ならばとペガソもショットガンドロップキックで反撃。続けて変形のみちのくドライバーを狙うが、CIMAはこれを阻止して鬼塚にタッチだ。鬼塚はタッチを受けた頓所に対してチョップで攻め込んでいく。
しかし、頓所は素早い動きで撹乱して動きを止めると、ペガソとトンペガドライバーだ。これをCIMAがカット。鬼塚も生還して、頓所にスピアーを食らわせる。そして、タッチを受けたCIMAは鬼塚にミサイルキックを頓所に炸裂させる。
しかし、ペガソはロープに飛んだCIMAの足を引っ張って反撃に移る。そしてトレイン攻撃を仕掛けた頓所とペガソ。だが、CIMAはペガソをショルダースルーで場外に追いやると、頓所にはヘッドシザーズでコーナーに叩きつけてシュバイン。最後はメテオラでトドメを刺した。
試合後、再びマイクを握ったCIMAは、頓所に対して、「俺とお前で始まった抗争や。活動再開したときは、また俺たちで始めようやないか。がんばれよ!」とエールを送ったのだった。
CIMA&鬼塚のコメント
CIMA 鬼塚もこういうコスチューム着てるけど、キャラクターはこれからやから。これからついていくから。W-1も#STRONGHEARTSがこうなった時に一番最初にブッキングしてくれた団体やから、やりたい放題やって、山村の面倒まで見てもらって、鬼塚も後楽園のみならず、貴重な巡業に使ってもらって感謝しているよ。だから、残りのW-1は何が何でも精一杯、#STRONGHEARTSで盛り上げますんで。日本がいろいろ難しい世の中になっていますけど、必ず盛り上がるように。そしてトンドコロ! 頓所! 活動休止するけど、再開することがあったら、今回のW-1vs#STRONGHEARTSみたいにCIMAvs頓所で再スタートしようぜ。それまでに鬼塚ももっともっと力つけて、コスチュームも変わってくるからよ。ボロカス言ったけどがんばてってくれよ。
鬼塚 3月15日、大田区まで仕上げてきますんで、楽しみにしていてください。
頓所&ペガソのコメント
ペガソ 試合前に俺ら若手が何もできなかったら、W-1はなくなるって言われて、正直、その通りかもしれない。でも、俺らはこれで終わりじゃないし、またいつかW-1が復活する時は必ず俺らがトップに行けるようにします。
頓所 まあ、#STRONGHEARTSの闘いでまだ全然自分の力のなさに気づきました。W-1は活動休止しちゃうけど、復活した時は頓所隼vsCIMAを必ず約束したいと思います。
- 第五試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 12分2秒
- ラ・マヒストラル
先発は欠場から復帰してきたカズと吉岡。序盤から気合いの入ったショルダータックル合戦を展開する。さらにチョップを打ち合うカズと吉岡。ここはカズが競り勝つが、吉岡はすぐさまミドルキックで反撃。カズを滅多打ちにする。
続いてはアンディとリンダマンの攻防だ。アンディはティヘラでリンダマンを投げると、三角飛び式プランチャを狙う。しかし、リンダマンはすぐさまリングに生還。これを阻止すると、逆にトペ・コンヒーロを放ってみせる。
そして、レフェリーの注意をカズに向けると吉岡と2人がかりでアンディにストンピングを連打だ。アンディはリンダマンのミサイルキックをスカしてカズにタッチ。カズは唸り声をあげながらリンダマンに足責め。ハーフボストンクラブ、STFで攻め立てる。
続くアンディもリンダマンの足を攻め立てると、再びタッチを受けたカズが正拳突きを連打だ。さらにコーナーに突っ込んでくるリンダマンを足で迎撃。しかし、意地で突進したリンダマンはなんとか体勢を入れ替えて、ミサイルキックでお返しをしてみせた。
ここで吉岡とアンディにそれぞれタッチ。吉岡はシザースキックを決めると、ブレーンバスターへ。しかし、これを踏ん張ったアンディに延髄蹴りからバズソーキックだ。アンディもミサイルキックで反撃に出るが、ロープに飛んだところをリンダマンが足を引っ張って阻止。
2人がかりでアンディを攻め立て、吉岡がファルコンアロー。リンダマンがフライングボディプレスだ。しかし、アンディもローリングクレイドルで反撃。飛鴻を狙うが、これを吉岡は阻止。リンダマンが入ってきて投げっぱなしジャーマンを食らわせると、最後は吉岡がラ・マヒストラルでフォールを奪ったのだった。
吉岡&リンダマンのコメント
吉岡 解散前、最後の関西? 湿っぽいこと言ってんじゃねえよ。#STRONGHEARTSにはCIMAさんもいれば、リンダマンさんもいて、鬼塚さんもいて、今日はいないけどT-Hawkさんもいる。#STRONGHEARTSがいれば、どこだってお祭り騒ぎ。最高の試合を見せてくれんだよ。そして、なぜかアンディ・ウーのTシャツ来た奴からもらった。複雑だな。
リンダマン まあラスト関西だからいいんじゃないでしょうか? 終わること決まっているから湿っぽくしてしょうがない。いつも以上に#STRONGHEARTS、W-1は会場を爆発させてやるからな! って吉岡さんが言ってました。センキュー!
カズ&アンディのコメント
カズ カズ・ハヤシ、完全復活です。しっかり復活したんで、中嶋勝彦に全てを背負って、俺が獲りに行きます。
アンディ 僕は7年半前にこのKBSホールでデビューしたんで、今日は師匠であるカズ・ハヤシさんに成長したところを見せようと思いましたけど、これで終わりないんで。次は必ず。
- 第六試合
- WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ前哨戦!6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 23分1秒
- 極反り卍固め
3.15大田区大会で行なわれるタッグチャンピオンシップの前哨戦。先発の児玉が土肥の顔面を踏みつけて先制するも、土肥もすぐさまタックルで反撃。続く羆嵐と稲葉の攻防では、羆嵐がボディスラムを決めれば、稲葉も卍固めを仕掛けたりと、お互いに一歩も譲らない。
続いてはアレハンドロが登場。芦野を挑発して、リングに呼び込む。これを得意のレスリングで軽くあしらう芦野。しかし、アレハンドロはからかうように挑発しつつ、素早く動き回りティヘラを決めてみせる。
ならばと芦野はカサドーラを狙ったアレハンドロを捕まえてそのままスープレックス。これを合図に場外乱闘開始だ。6人入り乱れて場外で暴れ回ったあと、リング上ではアレハンドロがEnfants Terriblesに捕まってしまう。
児玉がアレハンドロにトペ・アトミコを投下し、羆嵐はセントーン。そして芦野が俵返しから逆エビ固めだ。ローンバトルが続くアレハンドロもチョップで反撃するが、羆嵐の処刑タイムで踏みつけられる。
ミサイルキックも芦野にスカされたアレハンドロ。だが、セカンドロープの反動を利用したドロップキックで反撃。さらに芦野のジャーマンをDDTで切り返すと、土肥にタッチだ。土肥は芦野にスクラップバスター。
ならばと芦野は投げっぱなしジャーマンでお返しをする。そして羆嵐がバックフリップで叩きつけてから、セントーンを投下だ。羆嵐はアルゼンチンバックブリーカーで土肥を締め上げる。ならばと土肥も同じ技でお返し。
両者はラリアット合戦を展開したが、最後に競り勝ったのは土肥だった。続いて稲葉が羆嵐に攻め込む。これを羆嵐はフライングソーセージで迎え撃つと、土肥にもフライングソーセージだ。すかさずアレハンドロが入ってきて、フライングソーセージを放つが、羆嵐はびくともせず。
逆にアレハンドロもフライングソーセージで圧殺だ。タッチを受けた児玉もエルボーで稲葉に攻め込み、芦野が入ってきてトレイン攻撃。さらに合体ジャーマンで投げ飛ばすと、児玉がコーナートップからフライングフォアアームを発射する。
そしてマッドスプラッシュを放った児玉。しかし、稲葉はこれを避けて自爆させる。そしてエルボーで攻め込む稲葉。キャノンボールを食らわせると、ブルーサンダーだ。芦野たちがカットに入ってくるが、稲葉はこれを延髄斬りで次々と排除。
そして、アレハンドロが場外の芦野と羆嵐にトペ・コンヒーロだ。その間に土肥が児玉を捕獲。稲葉とのダブルインパクト式のDDTを決める。そして、最後は稲葉がジャーマンから極反り卍固めを極めて、児玉からタップアウトを奪ったのだった。
稲葉&土肥のコメント
稲葉 今日でW-1の関西最後。ただ、僕らのレスラー人生が終わる訳じゃないので、どっかで活躍して、続いてくと思うんで。3月15日、大田区ではタッグもあるんで、このままじゃ終われないんで、一回は巻きたいんでね。土肥さんとのタッグでチャンピオンになりたいと思います。
土肥 有終の美じゃないけど、俺らプロレスを辞めるわけじゃないし、辛気臭く終わりたくないから、最後は明るくね。バッと駆け抜けて、燃え尽きて終わりたいと思っているんで、しっかり大田区、タッグベルト獲りましょう。
芦野&児玉&羆嵐のコメント
芦野 最後の前哨戦を関西でやって勝ちたかったけど、仕方ないね。粘り強さにやられた感じですけど、大田区、3月15日。ここで勝っても負けてもW-1はないんだけど……。
児玉 俺たちはチャンピオンとして、Enfants Terriblesとして。
芦野 W-1を引っ張って来た自負があるんで、必ず俺たちが勝って、大会を締める。それを俺たちはやんなきゃいけないから。これからのためにやんなきゃいけないから。大田区は必ず勝ちますよ。
羆嵐 一丁上がりだな。大田区まで1週間。体調バッチリだよ。今週もギリギリまで岡林裕二戦に向けて追い込んで、しっかりと3月15日、大田区総合体育館で、羆嵐を体感してもらいますよ、岡林さん。いや、岡林裕二、首洗って待っとけよ!